高炉スラグ微粉末と普通ポルトランドセメントを混合したものである。
※高炉スラグ微粉末の密度は2.90程度
![f:id:hal-himmel:20190410124009p:plain f:id:hal-himmel:20190410124009p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hal-himmel/20190410/20190410124009.png)
混合することにより、C3Aが減る→化学抵抗性向上
C3Sが減る→水和熱が下がる
C2Sが減る→減少しても潜在水硬性の効果で
初期強度は低いが長期強度は高くなる
・高炉スラグ微粉末が有する潜在水硬性の影響で水酸化カルシウムが消費され
るのでアルカリ量が低下。
↓
アルカリシリカ反応抑制効果(但しB種で混合量40%以上必要)
・潜在水硬性の効果でC-S-Hが組織を緻密にする
↓
化学抵抗性向上
・アルカリ量が減ることにより、中性化が速くなる