JIS A 5308 7.3 水
附属書Cに適合するものを用いる。
スラッジ水は高強度には使用しない。
附属書C
水は、上水道水 上水道水以外の水 回収水の3つに区分される。
水を混合して使用する場合、各々が各規格値に適合していなければならない。
上水道水以外の水の規格値
縣濁質物質の量 2g/L以下
溶解性蒸発残留物質の量 1g/L以下
塩化物イオン(Cl⁻)の量 200mg/L以下
セメントの凝結時間の差 始発30分以内 終結60分以内
モルタルの圧縮強さの比 7日、28日 ともに90%以上
回収水=上澄水及びスラッジ水のことを指す
・回収水の規格値
塩化物イオン(Cl⁻)の量 200mg/L以下
セメントの凝結時間の差 始発30分以内 終結60分以内
モルタルの圧縮強さの比 7日、28日 ともに90%以上
※回収水の原水は、上水道水、上水道水以外の水の規格に適合していなければならない
塩化物イオン量の試験
JIS A 1144を用いる
JIS A 1144 コンクリート中の水の塩化物イオン量試験方法
ブリーディング水を試料とする。
分析方法
・JIS K 0101 32.1 チオシサン酸水銀(Ⅱ)吸光高度法
・JIS K 0101 32.3 硫酸銀滴定法
・JIS K 0113 5. 電位差滴定方法
・JIS K 0127
二回行い、試験結果値の小数点以下3桁での平均値を求めて
小数点以下2桁で丸める。
スラッジ水について
仕様する場合、スラッジ固形分立が単位セメント量の3%を超えてはいけない
また、水の質量には含めない、
1%未満で使用する場合、伝票等に1%未満と記載する
その際、固形分を水の質量に含めてもよい。
スラッジ水の管理
連続濃度測定方法
自動濃度計を用い、それが自動で演算を行い、目標スラッジ固形分率
となるようにスラッジ水の軽量をしスラッジ水を使用する。
3ヶ月に1度、自動装置の精度確認を行う必要がある。
バッチ濃度調整方法
1日1回以上行い、濃度調整の都度行う。
JIS A 5308 7.2 骨材
附属書Aに適合したものを用いる。
再生骨材Hは普通・舗装コンクリートに適用する。
各種スラグ骨材は高強度コンクリートには使用できない。
なお、附属書Aに規定する砕石・砕砂、フェロニッケルスラグ細骨材、
銅スラグ細骨材電気炉酸化スラグ骨材、砂利・砂を使用する場合、
附属書B.3のアルカリ総量規制方法・B.4の金剛セメントを使用する方法、
附属書B.5の無害の骨材を使用する方法のどれかを適用しなければならない。
再生骨材Hを使用する場合はB.4,B.5のどちらかを適用しなければならない。
附属書Aについては内容が多量すぎるためここでは要点のみ記載する
詳細は別記事に書く
附属書B.3 アルカリ総量を規制
・アルカリ総量を3.0kg/㎥以下とする。
・セメント中の全アルカリの量として、6か月間の試験成績値に示されている
全アルカリの最大値の最も大きい値を用いる
・混和材、混和剤、流動化剤に含まれるアルカリ量並びに、
骨材のNaCl(塩化物ナトリウム)の値は、最新の試験成績票を用いる。
Rt=Rc+Ra+Rs+Rm+Rp
Rt=アルカリ総量kg/㎥
Rc=セメントの全アルカリ 単位セメント量xセメントの全アルカリ/100
Ra=混和材の全アルカリ 単位混和材x混和材の全アルカリ量/100
Rs=骨材の全アルカリ 単位骨材量x0.53x骨材中のNaClの量/100
Rm=混和剤の全アルカリ 単位混和剤量x混和剤の全アルカリ量/100
Rp=流動化剤の全アルカリ 単位流動化剤量x流動化剤の全アルカリ/100
購入者が荷卸し地点で流動化を行う場合に加える。流動化を行う購入者は,
この値(Rp)をあらかじめ生産者に通知しておく必要がある。
附属書B.4 混合セメントを使用する方法
・高炉セメントB種orC種を使用する 但し、混合量40%以上必要
・フライアッシュセメントB種orC種を使用する 但し、混合量は15%以上必要
附属書B.5 「無害」と区分された骨材を使用する
JIS A 5308 5.容積について
レディーミクストコンクリートの容積は、荷卸し地点で納入書に記載してある容積を下回ってはならない。
JIS A 5308 4.品質について
レディーミクストコンクリートは、荷卸し時にコンクリートの強度・スランプ・スランプフロー・空気量・塩化物含有量について以下の条件を満足していなければならない。
1.強度
圧縮強度試験を行ったとき、次の条件を満たしていなければならない。
尚、材齢については購入者の指定がない場合は28日とする。
a. 1回の試験値の結果は呼び強度の85%以上でなくてはならない。
b. 3回の試験値の結果は購入者が指定した呼び強度以上でなくてはならない。
※呼び強度については少数点以下1桁目を0とする 呼び強度4.5N/㎟は例外
2.スランプの許容差
スランプ 許容差
2.5cm ±1cm
5cm・6.5cm ±1.5cm
8cm~18cm ±2.5cm
21cm ±1.5cm ※呼び27以上で高性能AE水減剤の場合±2.0cm
3.スランプフロー許容差
フロー 許容差
50cm ±7.5cm
60cm ±10.0cm
4.空気量の許容差
コンクリートの種類 空気量 許容差
普通コンクリート 4.5% ±1.5%
舗装コンクリート 4.5% ±1.5%
軽量コンクリート 5.0% ±1.5%
高強度コンクリート 4.5% ±1.5%
5.塩化物含有量
塩化物イオン量(Cl⁻)として0.30kg/㎥以下とする、
但し、購入者の承認が得られた場合のみ0.60kg/㎥以下とする
JIS A 5308 3.種類について
レディーミクストコンクリートの購入に当たってはa)~q)までの項目について
生産者と協議する。
a)~d)までは購入者が指定
a) セメントの種類
b) 骨材の種類
c) 粗骨材の最大寸法
d) アルカリシリカ反応の抑制方法
e)~h)は必要に応じて協議したうえ指定する
e) 骨材のアルカリシリカ反応による区分
f) 呼び強度が36を超える場合の水の区分
g) 混和剤の種類及び使用料
h) 塩化物含有量0.3kg/㎥以下 購入者の指定がある場合のみ0.6kg/㎥以下
これら以外の上限値
i) 呼び強度を保証する材齢
j)定められている空気量と異なる空気量
k) 軽量コンクリートの場合、軽量コンクリートの単位容積質量
l) コンクリートの最高温度、最低温度
m) 水セメント比の目標値の上限 (配合設計で計画した水セメント比の目標値)
n) 単位水量の目標値の上限 (配合設計で計画した単位水量の目標値)
o) 単位セメント量の目標値の下限、目標値の上限
(配合設計で計画した単位セメントの目標値)
p) 流動化コンクリートの場合、流動化前からのスランプの増大量
購入者がアルカリシリカ反応抑制方法を選定する際、
「コンクリート中のアルカリ総量を抑制する」方法を指定した場合、
購入者は流動化剤に金剛されるアルカリ量(kg/㎥)を生産者に通知する。
q) その他の必要な事項